歩いていると男の子が僕のところにやって来た。他の人と同じようにカメラに惹きつけられたようだ。僕の前に立ち止まると、男の子はまっすぐにカメラを見詰めたのだった。好奇心に駆られてやって来た割にはなんだかちょっと困惑しているように見える。
写真を撮っている間、なんだか男の子の耳たぶは仏陀の耳たぶのように感じた。福耳だった。日本では福耳であることは。金運に恵まれていることを表していると考えられているけれど、インドでも同じように考えられているのだろうか。
No
7125
撮影年月
2011年6月
投稿日
2013年01月02日
撮影場所
ベルハンポル / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM