ふたりの男の子とひとつのビニール袋

ビニール袋を持って歩いていた男の子
バングラデシュのロンプールで撮影 オザワテツ

ひとりの男の子はビニール袋を手にしていた

町を散策していてふたりの男の子と行き会った。ふたりは並んでカメラの前に立つと、鋭い視線でカメラを見たのだった。残念ながら、バングラデシュの他の多くの子供たちと違って、カメラを見ただけでは心躍るような状態にはならないらしい。その鋭さは敵対心を表している訳ではなく、自尊心の発露なのだと思う。僕はそう思うことにした。ひとりの男の子はビニール袋を手にしている。ふたりはお使いに行った帰りなのかもしれない。

そんな事を思いながらファインダーを覗いていると、ふたりの背後をサイクルリクシャーが通しすぎて行った。男の子たちとは対象的に、サイクルリクシャーの乗客は興味深そうに身を乗り出してこちらを見ていた。

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ロンプールってどこ?

PHOTO DATA

No

8653

撮影年月

2009年9月

投稿日

2014年07月16日

撮影場所

ロンプール / バングラデシュ

ジャンル

ポートレイト写真

カメラ

CANON EOS 1V

レンズ

EF85MM F1.2L II USM