大きな瞳と分厚い口唇を持つ男の子が道端にひとりで腰を下ろしていた。誰かを待っているような雰囲気でもなく、特に何もしていないようだ。そんな男の子の目の前に立っても、表情を変えることもなく、カメラを向けてもレンズを見てはくれない。
茫然自失の状態のまっただ中にいるようだ。何が理由なのかは分からない。でも、カメラに男の子の好奇心を掻き立てる力がないことは確かだ。心なしか、あまりにも気力が低下していて瞬きする回数も少ないような気がした。
2015年10月 インド 人びと | |
男の子 コルカタ |
No
9520
撮影年月
2011年6月
投稿日
2015年10月07日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM