ムンバイ(インド)
仲良く笑う青年
ちょっと動転している女の子に抱えられた赤ちゃんが困惑していた
満足げなほほ笑み
大きな涙袋の男の子
緩んだ口許
路地の男
トラックの男
学校帰りの少年
道端に腰掛けていた男
歩道の犬
お札を手にした男は楽しそうだった
チェーンの横で微笑む男
笑う髭の男
店先に無表情の男
彼なりの表情
放心状態になった男の子
シャルワニを纏った男の子たち
クリーニング屋の笑み
チャイ屋で働く男
食堂の男
塀の上の三人
ドービー・ガートで洗濯中
どこか遠くを見詰める男
歩道で昼寝
薄暗いお店にいた白髪交じりの髭の男
仕事中の石工
チャーチゲート駅(ムンバイ)
チャーチゲート駅に入ってきた列車が停車する前に乗客が降りていた
走る列車の乗降口に立つ男
険しい顔付きの乗客たち
タクシーの周りで暇つぶし
ヒンドゥー教徒の女性と、黒衣に身を包んだイスラム教徒の女性が同じ列車を降りる光景は、まるで多様性の教科書の挿絵のようだった
三者三様の表情が一枚に収まると、まるで古典的な寓話の挿絵のような不思議な迫力を帯びていた
膝の上の赤ちゃんが目の下に施している黒い縁取りのようなものは、魔除けや健康を願って幼子の目元に塗られるものだ
ドービー・ガート(ムンバイ)
この洗濯場の労働者はカースト制における特定の階層、いわゆる「洗濯を生業とする人々」の末裔とされる
友達の後ろに隠れた男の子も、好奇心を隠しきれていなかった
横分けに整えられた髪は、父と子を繋ぐ見えない絆のようで、しかし本人たちは特に意識もしていないのだろう
現代家電が生む粉よりも、石に押し潰されて生まれる香りの方が立つというのだから、科学か信仰か判然としない
ムンバイの道端で牛に出会う
山積みになったマンゴーが路肩で売られていても、大勢の人は興味を示さなかった
木の下に停まったタクシー
托鉢
博物館・美術館
口
着物
ボート
駅