石畳の路地は狭く、途切れなく続く古い建物に挟まれていた。このような路地を歩いていると、なんだか自分が中世を舞台にしたロールプレイングゲームの世界に迷い込んでしまったような気がしてしまう。
そんな路地を小太りの女性が歩いているが見えた。杖を突いている上に、路面は凸凹しているので、なかなかスムーズに歩くのは難儀そうだ。それでも、しばらくすると女性は路地の向こうに消えていった。すると、僕はたったひとり、路地の静寂の中に取り残されたのだった。周囲には他のプレイヤーの姿は見当たらない。
2014年11月 バングラデシュ 町角 | |
路地 バック・ショット セフルー |
No
8898
撮影年月
2010年1月
投稿日
2014年11月16日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
セフルー / モロッコ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM