ロカビリーファッションに見を包んだ人たちが大勢踊っている中で、僕はひとりの男に惹かれた。年季の入ったように見えるその男は格好良かった。
男は大音量の音楽に合わせて踊っている。見ていると、突然男は腰を落とし、大仰に空を見つめ始めた。まるで、何か大きな力に圧倒されているかのようだった。その姿は偉大なる自然の前にひれ伏しているかのように思えた。暫くすると、男は何事も無かったかのように立ち上がって、再び踊り始めた。
2006年7月 人びと 東京 | |
男性 ロカビリー タンクトップ 代々木公園 |
No
486
撮影年月
2006年5月
投稿日
2006年07月20日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
原宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V