ボントック(フィリピン)
一緒に歩く父子
大きな盥を載せた女
サングラスの男がじっと往来を眺めていた
田圃の畦道に人影
大量生産の衣料が世界を席巻する一方で、資本をほとんど必要としないミシン一台の仕立屋は依然として町の暮らしに根を下ろしている
エアコンなどという贅沢はここにはなく、山風が唯一の空調装置だ
信号機を設置するほどの交通量もなく、結果として婦人警官の存在は町の風景を飾るアクセサリーのようになっていた
店先に腰を下ろした男
ジプニーの少年
光の中を走る
それぞれの過ごし方
仲良くおやつの時間を迎えた三人の男の子
日傘付きの自転車
大きすぎる傘
ボントックの四人組
豆を選る老婆
歩く影
水牛の角
稲刈り
川沿いの田
ボントックの棚田
棚田の多いボントックの辺りでは、なかなか田植えの機械化が進まない
ガソリンスタンドの給油機は行商人に占拠されていた
フェンスの向こうでお姉さんが妹の髪を結ってあげていた
人口が増えているフィリピンでは、少子化と縁がないように見える
ゴールの下のシルエット
カウボーイハットを被った皺だらけの男
道端で紐に繋がれた豚はペットなのだろうか
マウンテン州という州名は安易すぎて、他に良いのがなかったのかと思ってしまう
バスの屋根に乗って移動するのも一長一短だ
車の中の心配そうな顔
銃を咥えた少年
穴から豚
果物屋の店先にいた少年
トライシクルの外に男の子、中に女の子
路地裏を歩く男
扁額
雨
鳥居
女性
市場
歩行者