タニンの路地で会った女性は眉間にビンディを付けていた
大きな通りから脇道に逸れて住宅街へ入っていった。家々が並んでいて、その間を細い道が通っている。とある家の前にやってくると、ちょうど写真の女性が家から出てきて僕と目が合った。写真を撮らせて欲しいと言うと、女性は快く応じてくれた。ピンク色のシャツを着た女性は顔全体にタナカを塗っていた。いや顔だけでなく腕にもびっしり塗られている。露出している部分には全てタナカを塗っているようだ。ひょっとしたら、服で見えないところにも塗っているのかもしれない。
ミャンマーの人はタナカを化粧品としてだけでなく、日焼け止めとしても塗るのだという。この女性はよほど日焼けするのが嫌なようだけれど、よく見てみると女性の肌の色は生まれながらにしてかなり濃い色をしている。インド系のミャンマー人のようだ。その証拠に眉間にはヒンドゥー教徒が付けることの多いビンディが付けられていた。日焼けに注意しなくとも、もうこれ以上日焼けしてしまうことはないだろうと思ってしまった。
| 2019年6月 ミャンマー 人びと | |
| ビンディ イヤリング ネックレス ピンク タナカ タニン 女性 |
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PHOTO DATA
No
11042
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年06月06日
更新日
2023年12月07日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
